出版社内容情報
感謝と感動で魂が号泣した!
人の愛はどこまで深く、奇跡を起こせるのか。
どんなに苦しいと思っている人も、
必ず現状に感謝して勇気を与えてくれます。
人はここまで出来るのか!
ぜひ、みんなに知って欲しい!!
北海道日本ハムファイターズ元監督・栗山英樹
誰にでも起こりうる障害である“高次脳機能障害”というものを、もっとみなさんに知っていただきたい。そして、障害を隠すことなく、どんどん社会に出て行って欲しいと思います。また、家族が高次脳機能障害と闘っている方に諦めてほしくない。寄り添ってサポートすれば、少しずつでも出来ることが増えていくと思っています。(「プロローグ」より)
目次
第1章 運命の日
第2章 闘いの始まり
第3章 二十歳の誕生日 復活
第4章 リハビリの日々
第5章 大学への挑戦
第6章 カレーハウス
第7章 北海道日本ハムファイターズとの出会い
第8章 本との出会い・生活の中の工夫
第9章 新たな試練 私が倒れる
第10章 “にこにこハウス”
著者等紹介
伊藤尚子[イトウナオコ]
1958年東京白金生まれ。聖心女子学院小・中・高等科卒業。森村学園専攻科卒業。住友信託銀行(現三井住友信託銀行)退社後、母の影響もあり、料理教室のアシスタントをして料理の面白さを学ぶ。その後は専業主婦。2005年に息子が倒れてからは、生活すべてがリハビリと、二人三脚で毎日を過ごしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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ブルーツ・リー
5
福祉施設の知り合いのお母さまが書いた本。 息子さんが、心臓の発作で、心停止20分から生還するも、高次脳機能障害という脳の障害を負ってしまい、そこから、今、福祉施設で働くまでの事を、ずっと書いてくれている。 感動、の一言。 自分は本を読んでも、淡々と、客観的に、読んでしまうため、感動というものが少ないのだが、知り合いが、これだけ大変な状態になってから、また頑張っている。という姿には、ただただ、頭が下がるような思い。 生きよう。良くなろう!という、一貫した意志に、深く敬意を表したいし、大いに、感動した。2022/08/23