出版社内容情報
日本と世界の〝今〟を対話する
さまざまな様相を呈する現代の緊急課題を、村上春樹・三島由紀夫・宮沢賢治・永山則夫・吉本隆明・斎藤幸平ら新旧論客の発言を踏まえて縦横に議論する〈往復書簡〉集!
内容説明
日本と世界の“今”を対話する。さまざまな様相を呈する現代の緊急課題を、村上春樹・三島由紀夫・宮沢賢治・永山則夫・吉本隆明・斎藤幸平ら新旧論客の発言を踏まえて縦横に議論する“往復書簡”集!
目次
1 ウイルス・共同意志・優生思想(ウイルスと、「優生思想」という観念が「うつる」ということ―“講演”録と「最終講義」を読んで;「共同の意志」にとりつく植松聖―「美」と「倫理」を取り違える深淵から;「交わり」と「侵入」―津久井やまゆり園事件と新型コロナウイルス感染の接点を考えて)
2 極貧・貧困・超富裕(貧しさについて;賢治童話と東北の飢饉・飢餓、そして永山則夫)
3 思想としての環境問題(義憤について、肯定について―『人新世の「資本論」』を読みながら;「新たな時代のマルクス」をめぐって―賢治と吉本隆明と斎藤幸平;次のやりとりの準備のためのメモ)
著者等紹介
佐藤幹夫[サトウミキオ]
1953年生まれ。秋田県出身。2001年よりフリージャーナリストとして活動するかたわら、批評誌『飢餓陣営』の主宰者として、思想・文学・心理学など幅広い分野で評論活動も行う
村瀬学[ムラセマナブ]
1949年生まれ。京都府出身。同志社大学文学部卒業。同志社女子大学名誉教授。2010年に第34回日本児童文学夫学会奨励賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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