出版社内容情報
中村文孝[ナカムラフミタカ]
著・文・その他
小田光雄[オダミツオ]
著・文・その他
内容説明
“図書館・書店”50年の盛衰史。1970年代を嚆矢とする“図書館”の成長を、1990年代から始まる“書店”の衰退を視野に入れて考察する。出版業をとりまく数々の環境の変化を踏まえて、図書館の在るべき姿を模索する対談集!
目次
第1部(1970年から2020年にかけての図書館の推移;小学校、図書室、児童文学全集;戦後ベビーブームと児童書出版史;こども図書館、石井桃子、松岡享子;私立図書館の時代と博文館、大橋図書館;GHQとCIE図書館;国会図書館発足と中井正一;慶応大学日本図書館学校、図書館職員養成所、司書課程;都道府県立図書館と市町村立図書館;『中小都市における公共図書館の運営』と『市民の図書館』;日本図書館協会と石井敦、前川恒雄『図書館の発見』;『図書館の発見』の再考と意味;石井桃子『子どもの図書館』;図書館と悪書追放運動;日野市立図書館と書店;戦後図書館史年表)
第2部(1970年代における社会のパラダイムチェンジ;電子図書館チャート;図書館法制度と委託業務会社;官製ワーキングプアの実態;元図書館員へのヒアリング;竹内紀吉『図書館の街 浦安―新任館長奮戦記』;公共建築プロジェクトとしての図書館;浦安の地元書店との関係;マーク、取次、図書館;図書館流通センター(TRC)の出現
図書館と書店の基本的相違
岩崎徹太と岩崎書店
村上信明『出版流通とシステム』
尾下千秋『変わる出版流通と図書館』
TRCの現在図書館流通システム)
第3部(図書館のロードサイドビジネス化;佐野眞一『だれが「本」を殺すのか』;『理想の図書館』と図書館営業;『図書館逍遙』と「図書館大会の風景」;鈴木書店での図書館状況報告会;國岡克知子と編集房;『季刊・本とコンピュータ』創刊;今井書店の「本の学校・大山緑陰シンポジウム」;『季刊・本とコンピュータ』の展開と座談会;「出版人に聞く」シリーズを立ち上げる;卸売業調査に見るTRC;本の生態系の変化;1970年以降の図書館をめぐる動向とその行方)
あとがき/小田光雄
著者等紹介
中村文孝[ナカムラフミタカ]
1950年、長野県生まれ
小田光雄[オダミツオ]
1951年、静岡県生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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佐島楓
おおにし
kum
軍縮地球市民shinshin
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