出版社内容情報
笠井尚[カサイ タカシ]
著・文・その他
内容説明
日本の文化的伝統に依拠しつつ、グローバリズムと対決した思想家群像。東北・会津の地から発する渾身の評論集!
目次
変革への視座(永井陽之助の予言―ラディカルなリアリズム;ナショナリズムは幻想なのか―橋川文三の言説とアポリア;大川周明は革命家なり―大アジア主義の今日的意義;日本のナショナリズムと沈黙する民―吉本隆明、江藤淳、葦津珍彦;保田與重郎の「述志の文学」―草莽浪人の義挙と明治維新 ほか)
土俗からの出立(峠を越えなかった野口英世の母;東北学の泰斗山口弥一郎―柳田国男の高弟の一人;柳津虚空蔵尊謎の歴史―自由コミューンのアジール;埴谷文学と祖父の墓―南相馬小高を訪ねて;保科正之公の朱子学と山鹿素行の古学 ほか)
著者等紹介
笠井尚[カサイタカシ]
1952(昭和27)年、会津若松市生まれ。県立会津高校卒、法政大学文学部哲学科卒。広告会社経営(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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