出版社内容情報
権力者は教育を支配する。だから、自由な人間は権力者の言葉を鵜呑みにしない。コロナ禍の日本。国、自治体、学校は子どもに何をしたのか。大人たちはどう対応したのか。元文部科学事務次官の著者が、コロナ期の教育を徹底検証する。
内容説明
権力者は教育を支配する。だから、自由な人間は権力者の言葉を鵜呑みにしない。コロナ禍の日本。国、自治体、学校は子どもに何をしたのか。無意味な一斉休校。子どものいじめや差別、そして自殺。これらの問題に、大人たちはどう対応したのか。元文部科学事務次官の著者が、コロナ期の教育を徹底検証する。
目次
1 全国一斉休校とその後遺症(「全国一斉休校」という人災;子どもの受難は続く ほか)
2 変異株の波に揺れる学校(子どもと学生の生きづらさ;第五波の中の学校 ほか)
3 誰もが幸せになるための教育政策(子どもの権利条約と教育;格差が拡大する社会で子どもたちを地域社会で育てていく仕組み ほか)
4 教育と教師の在り方を問い直す(二〇一四年地教行法改正を振り返る―担当局長として何を考えていたか;文部科学行政における教員養成と開放制の行方 ほか)
著者等紹介
前川喜平[マエカワキヘイ]
1955年、奈良県生まれ。現代教育行政研究会代表。東京大学法学部卒業後、1979年に文部省入省。大臣官房長、初等中等教育局長などを経て、2016年に文部科学事務次官。2017年1月に退官後、加計学園問題で岡山理科大学獣医学部新設の不当性を公にする。現在、日本大学文理学部講師。福島市と厚木市で自主夜間中学の講師も務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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