出版社内容情報
血塗られた過去を持つ幽霊屋敷。占い師が告げる死の予言は実現するのか? ミステリ作家キャサリン・パイパーが遭遇する謎と恐怖……。怯える人々に紛れ込んだ悪魔は誰だ!
内容説明
血塗られた過去を持つ幽霊屋敷。占い師が告げる死の予言は実現するのか?ミステリ作家キャサリン・パイパーが遭遇する謎と恐怖。怯える人々に紛れ込んだ悪魔は誰だ!
著者等紹介
ロング,アメリア・レイノルズ[ロング,アメリアレイノルズ] [Long,Amelia Reynolds]
1904‐78。別名義にパトリック・レイン、エイドリアン・レイノルズ、カスリーン・バディントン・コックス。アメリカ、ペンシルバニア州生まれ。1930年代にパルプ雑誌へ短編SFを発表し、やがて長編ミステリの筆も執るようになる。精力的な作家活動を展開するも、52年発表の“The Round Table Murders”を最後にミステリの執筆を終え、以後は作詩と教科書編纂に専念
赤星美樹[アカボシミキ]
明治大学文学部文学科卒業。一般教養書を中心に翻訳協力多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Inzaghico (Etsuko Oshita)
12
幽霊を絡めた話だが、イギリスと違いやっぱりアメリカっぽい話の進め方だ。ウィンストン・フラッグを見た、という話から殺人事件が2件起こり、ひとつは死体消滅の謎というおまけまでついてきた。アメリカにしては(失礼!)、謎をきちんと追っていく筋書きだ。ピーターと相棒(お互い好意をもっているが、恋人未満)のトリローニーもいい感じ。年齢は立派な大人だが、「お転婆」という表現がぴったりのピーター、危機一髪も見どころだ。2022/07/02
keik29
2
図書館本。2022/09/25
nightowl
2
曰く付きの御屋敷で遺言書を巡り殺人事件が発生する。遺産を手に入れられるのは果たして誰?<羽根ペン>倶楽部〜に続くシリーズ二作目。誰が一番得をするのか考える部分が主なため、設定をしっかり覚えておかないと混乱する。そこを除けばノリは軽快な二時間サスペンス。「時間どおりのお出ましってわけかしら。あなたを当てにしてたら、二回も三回も殺されるわ」2022/08/27
チェス
1
読んでいるうちに誰が誰だかこんがらがりそうで。この長さで良かった。面白かったです2023/11/02
もも吉
1
クリスティより少し若い方らしいけど、全然存じ上げませんでした!が面白い。ありきたりなようもするのですが、登場人物も個性的で曲者だし、楽しかったです。他の作品もよみたいです。この本を読めて良かった。2022/09/19
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- 和書
- ふりかえれば日々良日