出版社内容情報
今なお紅茶の代名詞としてその名を世界に知られるスコットランドの食料商トーマス・リプトン(1848~1831年)が執筆した自伝を初めて日本語で紹介する。図版28点。【序文:リプトン日本支社広報部】
内容説明
茶葉が引き継ぐ不屈の精神。「世界の紅茶王」としてその名を知られるスコットランドの食料商、トーマス・リプトン(1848~1931)が晩年に執筆した自伝の全容を初めて日本語で紹介する。
目次
幸先のよい出発
グラスゴーでの少年時代
九歳にして手に職を持つ
三等船室でアメリカに渡る
密航
ハムを商う
豚とフランス語の授業
身を隠す
ぽっちゃりした女性たち
五トンのチーズ
市場、市場で明け暮れる
アメリカでの初めての休暇
再び故郷へ
コロンボ、キャンディ、マテル
オマハと豚肉
ロンドンに本社を移す
海外での休暇
デュアー男爵が自ら語った逸話
王妃の祝典
エドワード王のオーダー
アメリカズカップに挑む
私の信条
著者等紹介
リプトン,トーマス[リプトン,トーマス] [Lipton,Thomas]
スコットランド・グラスゴーに生まれる。両親が営む食料品店を手伝う中、港町で船舶や海洋に興味を抱く。十代で単身渡米して見聞を広めた経験を生かし、自分の店を構えて、店舗拡大しながら事業経営に乗り出し、斬新な宣伝広告で好評を博す。当時、英国内で普及し始めた喫茶習慣にも着目し、セイロンで茶園を買収して大規模な商品流通を実現させ、「リプトン紅茶」は現在も世界中で販売されて人々に親しまれている。後年、趣味を生かして国際的なヨットレースであるアメリカズ・カップに連敗しながら30年挑んだ彼の「決して諦めない精神」は伝説的な金字塔となった
野口結加[ノグチユカ]
慶応義塾大学文学部英文学科卒業。料理研究家。専門分野は、スコットランドの食文化。国内外でマクロビオティックの料理クラス担当も務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ワッピー
paluko
スプリント
Jessica
おおきなかぶ