出版社内容情報
ドイツの哲学者カント、シェーラー、シュタイン、スイスの法学者・思想家ヒルティ、スペインの神秘家テレジアから贈るあなたへの言葉
55歳からの哲学・宗教の言葉
社会、家庭での揺れ動く日々に生きる
ヒントが詰め込まれた一書
内容説明
ドイツの哲学者カント、シェーラー、シュタイン、スイスの法学者・思想家ヒルティ、スペインの神秘家テレジアから贈るあなたへの言葉。社会、家庭での揺れ動く日々に生きるヒントが詰め込まれた一書。
目次
第1章 不確実な状況において、どのような態度をとればいいか―カントの論理学講義・人間学講義(不確実な事柄を扱う場合に求められる規則;最後の試金石 ほか)
第2章 苦悩の意味と周囲の人たちのあり方―シェーラーにおける苦悩の分析、共同体論、孤独についての考え方(苦悩の受容;苦悩の意味 ほか)
第3章 人間の本質に基づく他者受容の道―シュタインによる共同体形成の道案内(他者に寄り添うことの困難;個人の対象化と自己顕示欲 ほか)
第4章 憂い・恐怖に向き合う―ヒルティの『幸福論』から学ぶ(憂い(Sorge)の意味
憂いに対する対処法 ほか)
第5章 他罰志向の人間関係の変化―アビラのテレジアの神秘思想(罪悪感;他罰志向と徳 ほか)
著者等紹介
船木祝[フナキシュク]
1963年生まれ。学習院大学人文科学研究科哲学専攻博士後期課程単位取得退学。トリーア大学Ph.D.(哲学)。現在、札幌医科大学医療人育成センター准教授。哲学、倫理学専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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