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出版社内容情報
沖縄から「内地=日本」を見る! 沖縄は「内地」とのさまざまな格差のなかで、構造的に劣等に置かれている。そんな沖縄がのんびりしたところだと言うのは幻想だ。東京と沖縄で生活する著者が、二拠点の差異を探る。好評企画の第2弾!
内容説明
沖縄から「ヤマト=日本」を見る!沖縄は「内地」とのさまざまな格差のなかで、構造的に劣等に置かれている。そんな沖縄がのんびりしたところだと言うのは幻想だ。人々は生きるために稼ぎ、走り回るように働く。「内地」と沖縄で暮らす筆者が、日々の記録から二拠点の差異を探る。
目次
1 取材の日から「やーぐまい」の日々に(バルコニーに野鳥がやってきた;ひめゆり平和祈念資料館へ ほか)
2 沖縄の「多様性」を考える(「ブラック・ライブズ・マター」=「命どぅ宝」;ホルモンと餃子と刺身と ほか)
3 差別され、排除される人々を記録する(ベランダにキジバト;下地ローレンス吉孝さんのこと ほか)
4 沖縄で暮らす人たちの物語を紡ぐ(「体調がいい!」と叫びたくなった日など一日もない;フリオ・ゴヤさんの作品 ほか)
5 今日も沖縄で暮らすぼくは、どこへ向かっていくのだろう(『沖縄から貧困がなくならない本当の理由』への違和感;バイクで国会に突っ込んだ彼のこと ほか)
著者等紹介
藤井誠二[フジイセイジ]
1965年愛知県生れ。ノンフィクションライター。ライターの他にもテレビやラジオ、インターネットのコメンテーターや司会、大学の非常勤講師を務めてきた。沖縄関連の著書として『沖縄アンダーグラウンド―売春街を生きた者たち』(第5回沖縄書店大賞・沖縄部門大賞受賞)、『沖縄の街で暮らして教わったたくさんのことがら』(論創社)。ミックスルーツの女性の人生を描いたウェブ媒体のルポで「PEP ジャーナリズム大賞・現場部門2021」を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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二人娘の父
ftoku