出版社内容情報
ミャンマーの監獄で過ごした6年。苦難の日々を耐え抜くことができたのはなぜか? 1993年に政治犯として刑務所に投獄され、獄中で大病を患った著者。その苦難を乗りこえるための「特効薬」。それは書物と瞑想から得られた知識と洞察力だった。
内容説明
ミャンマーの監獄で過ごした6年。苦難の日々を耐え抜くことができたのはなぜか?1993年に政治犯として刑務所に投獄され、獄中で大病を患った女性人権活動家。その苦難を乗りこえるための「特効薬」。それは書物と瞑想から得られた知識と洞察力だった。
目次
幼き夢
ある若者の夢
革命の現実
遊説の旅
終わりの始まり
「普通の」生活
黒い世界
「二〇年ですって?」
秘密と日課
優れぬ体調
生き続ける
バースデーパーティーとその他のこと
答えを求めて
ステップ
幕間
ヴィパッサナーの中で
病気の中で
葛藤
家族の死
自由
その後
ミャンマー、世界、ヴィパッサナー
著者等紹介
マ・ティーダ[マティーダ] [Ma Thida]
人権活動家、作家、外科医。1993年に「公共の安寧の侵害、非合法結社との接触、違法文献の配布」により懲役20年を言いわたされ、約6年のあいだ獄中に。ほとんどの期間を独房で過ごした。処女作は、1999年のThe Sunflowerで、当時国外での出版は禁じられていたため、ミャンマー国内でのみ発表された
熊木信太郎[クマキシンタロウ]
北海道大学経済学部卒業。都市銀行、出版社勤務を経て、現在は翻訳者。出版業にも従事している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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