内容説明
―この男の言うことはまるで不可解だ。首藤善介は列車の中で、自称作家の皮肉屋な男・大庭と出会う。「ウタビトの塚」を訪ねる大庭と善介の焦燥の日々、そして「虚構」をめぐる青春短編小説。他三編収録。
著者等紹介
滑志田〓[ナメシダタカシ]
1951年神奈川県生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。78~2008年毎日新聞。社会部記者として警察、環境、農政、人口問題等を担当。08~10年統計数理研究所客員研究員、10~15年国立森林総合研究所監事。この間、東京農大客員教授、日本野鳥の会理事、内閣府みどりの学術賞選考委員などを兼務。現在、農林水産省国有林技術開発検討委員、国土緑化推進機構事業評価委員。博士(政治学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。