内容説明
サムの怪力、ジョニーの叡智。全米No.1コミックに潜む謎を暴く!知力と腕力の凸凹コンビが出版業界へ殴り込む。人気コミック『怪力男デクノボー』は二人に幸運をもたらすのか?
著者等紹介
グルーバー,フランク[グルーバー,フランク] [Gruber,Frank]
別名チャールズ・K・ボストン、ジョン・K・ヴェダー、スティーヴン・エイカー。1904年、アメリカ、ミネソタ州生まれ。16歳で陸軍へ入隊するが一年で除隊し、編集者に転身するも不況のため失職。パルプ雑誌へ小説を寄稿するうちに売れっ子作家となり、初の長編作品“Peace Marshal”(39)は大ベストセラーになった。42年からハリウッドに居を移し、映画の脚本も執筆している。1969年死去
熊井ひろみ[クマイヒロミ]
東京外国語大学英米語学科卒。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
J・P・フリーマン
9
頭脳のジョニーと力のサムのコンビが活躍するミステリ。「怪力男デクノボー」という漫画を巡って殺人事件が起こる。名著がストーリーの根幹に絡んだ時にありがちなオチではなくてよかった。話の展開はサクサクで、勢いがあります。シリーズ1作目じゃないですけど、破れたズボンのくだりで、ジョニーとホテルのオーナーの仲の悪さがよく表現されていると思いました。2020/09/21
辺野錠
1
いい意味でオーソドックスなパルプマガジンの雰囲気だった。口八丁のセールスマンと怪力パフォーマンス担当のコンビが良かった。しかしシリーズ途中の作品だったから他にどんな話があるのか気になった。レギュラーメンバーらしき人物が特に何の説明もなく登場するし。2021/09/24
kanamori
1
☆☆☆2020/12/05
ヨッシー
1
新刊41冊目2020/11/03