内容説明
思想する書家の大いなる遺稿。書家吉田鷹村が、書についての思索・思想を一書にまとめた『書のこころ』、“禅は私にとって、書業にとどまらず、人生全体の重要事となった”と語る著者の『禅の話』ほかを収録した第一巻。
目次
書のこころ
禅の話
書の話
入門書道講座 楷書編
入門書道講座 行書編
入門書道講座 草書編
入門書道講座 かな編
一休の書
明治以降の禅者の書
書道各科目の目標と内容の解説「書道2」
著者等紹介
吉田鷹村[ヨシダヨウソン]
居士号:玄機、別号:篁齋。田邊古邨先生、松本洪先生に師事し、大森曹玄老師に参禅。月刊誌「鐵舟」編集発行。全日本書写書道教育研究会理事長、全国大学書道学会会長、書道一元会会長等を歴任、後に東京学藝大学名誉教授。たかむら会、皎心会、鷹巣庵禅会主宰として書道、東洋の古典、禅に関する研究・執筆活動を精力的に続け、多くの後進を育成。生涯に亙り遺した書の作品は膨大な数に及ぶ。2019年逝去、享年98歳(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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