内容説明
十六世紀ヨーロッパ―新時代の第二の波はドイツから。文芸復興の“再生”の息吹は文学・芸術だけにとどまらず、宗教的信仰の世界にまで広がった。
目次
トルコ人とユダヤ人たち―一五〇八~一五一二
印刷の勝利と騎士フッテン―一五一二~一五一六
フッガーの銀行―一五一六~一五一九
皇帝選挙と免罪符販売
デューラー『メランコリア』とルターの音楽
ルターと“家族”―一五一七~一五二三
金襴幕舎の会見―一五二〇
フランソワと姉マルグリット―一五二一~一五二二
ブルボン司令官―一五二一~一五二四
ブルボン司令官の裏切り―一五二三~一五二四
パヴィアの戦い―一五二五
虜囚生活―一五二五
マドリード条約―一五二五~一五二六
ローマ劫掠―一五二七
スレイマンがヨーロッパを救う―一五二六、一五二九、一五三二
フランスの宗教改革―一五二一~一五二六
フランスとイングランドの宗教改革―一五二六~一五三五
新旧思想の狭間での揺らぎ―一五三〇~一五三五
フォンテーヌブローと『ガルガンチュア』―一五三五
フランソワ一世、反動の流れに屈す―一五三五~一五三八
フランソワ一世最後の戦争と死―一五三九~一五四七
著者等紹介
ミシュレ,ジュール[ミシュレ,ジュール] [Michelet,Jules]
フランス革命末期の1798年8月にパリで生まれ、父親の印刷業を手伝いながら、パリで育ち勉学に励んだ。1827年、高等師範の歴史学教授。1831年、国立古文書館の部長、1838年からコレージュ・ド・フランス教授。1874年2月没
桐村泰次[キリムラヤスジ]
1938年、京都府福知山市生まれ。1960年、東京大学文学部卒(社会学科)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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