内容説明
古寺での宴に招かれた十三人の男女を見舞う連続殺人。神出鬼没の大男“笑う仏”が次に狙うのは誰だ？他人に改竄された曰くつきの長編作品をオリジナル・テキストより翻訳！
著者等紹介
スターレット，ヴィンセント［スターレット，ヴィンセント］ ［Ｓｔａｒｒｅｔｔ，Ｖｉｎｃｅｎｔ］
１８８６‐１９７４。カナダ、トロント生まれ。１８８９年、一家揃ってシカゴへ移住。１９０５年に新聞社へ就職し、犯罪記事や特集記事を手掛ける傍ら創作活動に励む。シャーロック・ホームズの愛好団体“ベイカー・ストリート・イレギュラーズ”創設当初の中心人物としても知られ、５８年、アメリカ探偵作家クラブ巨匠賞を受賞（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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nightowl
4
開戦前夜の中国。パーティーの後、宿泊施設として利用されている寺院で女性が殺されていた。捜査を進めるも相次ぐ事件。"笑う仏"は事件に関係しているのか？手掛かりが後出しになっている点は非常に残念。当時の今とはまた別な張り詰めた中国の空気、読み返して心理面を想像するとぞくぞくするつくり(←ここはかなり重要)を興味深く味わう一冊。2020/12/08
チェス
3
表紙写真見て読むのを迷った本。それに反して中身は良かった。アマチュア探偵さん、かっこよかった！2023/11/05
