内容説明
現代における芸術の役割と意味。美術作家、創造者となるには何が必要か!若い学生たちに人気の美術批評家が「現在」美術をどう生きるか?を問いかける。
目次
ポスト・パンデミックの時代に
第1章 前提(本書の成り立ち;私の研究/批評方法)
第2章 覚悟(創造者の決意;創造者の社会的役割と場所;遮二無二制作する)
第3章 制作(優れた作品;優れた作品発表;今日、活動する創造者たち)
第4章 知る/学ぶ(現代を知る;近代を知る;学ぶことの意義)
第5章 活動(発表することの意義;生活と制作;コラボレーションの不可能と可能性)
著者等紹介
宮田徹也[ミヤタテツヤ]
1970年横浜生まれ。芸術批評者。日本近代美術思想史研究。嵯峨美術大学客員教授、日本大学芸術学部美術学科非常勤講師。横浜国立大学教育学部付属横浜小・中学校卒業、神奈川県立田奈高等学校中退、和光大学卒業、横浜国立大学大学院教育学研究科修士課程修了。岡倉覚三、宮川寅雄、針生一郎を経て敗戦後日本前衛美術に到達。ダンス、舞踏、音楽、デザイン、映像、文学、哲学、批評、研究、思想を交錯しながら文化の「現在」を探る。著作:執筆論文多数。美術家・芸術家に関するパンフレット企画編集多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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