内容説明
日本人の昆虫愛はオモチャへの愛と同質なのか。大衆文化・サブカルチャーに特化した、目からうろこの“超”入門。明治・大正期のペット昆虫から、現代の特撮やアニメ・ゲーム、食品や身の回り品のモチーフとなった昆虫、二次元世界の文化蛙学まで、数々の貴重なデータとともにユニークな研究成果を公開!
目次
1部 文化昆虫学概論(文化昆虫学序論;日本人の昆虫観概説;脇役に甘んじる昆虫たち)
2部 近代文化昆虫学(明治日本人と鳴く虫;明治日本人とホタル;近代文化蛙学―明治大正期の超高級ペットのカジカガエル)
3部 身の回り品に見る現代文化昆虫学(暮らしの中のテントウムシデザイン;食品のモチーフとなった昆虫たち;東アジアの町中ぶらぶら文化蝶類学)
4部 サブカルチャーに見る現代文化昆虫学(特撮ヒーローのモチーフとなった昆虫たち;昆虫絵本の世界;映画に登場する昆虫たち;現代文化蛍学最大の謎―二次元世界でホタルはなぜ真夏に飛ぶ?;現代文化蝉学―アニメ・ゲーム篇;二次元世界の現代文化蛙学)
著者等紹介
保科英人[ホシナヒデト]
昭和47年神戸市生まれ。平成12年九州大学大学院農学研究科博士課程修了、博士(農学)。現在、福井大学教育学部准教授、日本甲虫学会和文誌編集委員長、福井県環境審議会野生生物部会長、環境省希少野生動植物種保存推進員。専門:文化昆虫学、科学史、土壌性甲虫分類学
宮ノ下明大[ミヤノシタアキヒロ]
昭和39年鹿児島県生まれ。平成5年東京大学大学院農学系研究科博士課程修了、博士(農学)。現在、国立研究開発法人農研機構に勤務。法政大学兼任講師、農林水産省国際植物防疫条約に関する国内連絡委員。専門:応用昆虫学、文化昆虫学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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