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内容説明
近代日本の歩みと外国人教師たちの肖像。旧制高校史を俯瞰しつつ、五高外国人教師たちと学生との交流を描く“教育遺産ものがたり”。
目次
九州に「五高」誕生―重視された語学教育
お雇い教師ラフカディオ・ハーンのジレンマ
ハンセン病患者救済のリデルと五高―その周辺
教育勅語体制下のドイツ人教師「不敬事件」
漱石と外国人教師たち
遠山参良とブラウンの運命的な出会い―九州学院誕生
ドイツ人教師との知的交流深まる
第一次世界大戦下、捕虜の世話に奔走する女性教師
畏敬の念を抱かれたドイツ人教師、力量を問われた英国人教師
ヘッセの従弟、日本学者グンデルトの生涯
「謎の男」になった英国人教師マーター
「ドイツ歓迎」の日本―彼ら教師が背負ったものは
太平洋戦争に突入―五高最後の米国人教師クラウダー
五高のシンボル教師ゲオルク・H・ドルの終戦前後
教育は「国家百年の計」
著者等紹介
小山紘[オヤマヒロシ]
1941年生まれ、熊本市出身、熊本県立濟々黌高等学校、早稲田大学第一政治経済学部卒、西日本新聞社編集局入社、新聞三社連合(中日新聞、北海道新聞、西日本新聞)編集部長、西日本新聞社論説委員、事業局長、西日本天神文化サークル常務理事兼事務局長(現在は西日本TNC文化サークル)等を務めた。西日本新聞社社友。五高記念館友の会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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