出版社内容情報
本に挟まれた一枚の写真が人々の運命を狂わせる……。老齢の富豪を射殺した容疑で告発された男性は本当に人を殺したのか? 探偵小説愛読者の大学講師ジェームズ・フリントが未解決事件の謎に挑む。
内容説明
老齢の富豪を射殺した容疑で告発された男性は本当に人を殺したのか?探偵小説愛読者の大学講師ジェームズ・フリントが未解決事件の謎に挑む。
著者等紹介
菱山美穂[ヒシヤマミホ]
英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
sosking
9
90年前に書かれた本。現代風にアレンジして翻訳しているが、よくわからない登場人物が出てきたり、場面が分かりづらい描写があったりして、?が頭に何度か出てきました。まぁこんなもんかなっていう感じでした。2022/11/06
えっこ
2
翻訳が悪いのか、登場人物がそんなに多くはないのに関係性を掴むのに苦労した。主人公フリントの叔母ミセス・アレンが良い味出してた。
ガ
2
図書館の本に挟まっていた写真は殺人事件の瞬間を撮影したものだった……という導入は魅力的だが、以後は終盤まで主人公が事件関係者を一人ずつ訪ね歩くだけの地味な展開が続く。その後の解決は唐突な印象が否めない上に凡庸。探偵役を務める主人公が魅力的に描かれているのは長所なのだが。2022/08/01