内容説明
それは、権力から弱者を護る鎧となった。数々の「奇文」に漂う諧謔と飄逸、人権や平等を読み解き民衆の弁護士として生きた山崎の業績と人柄に迫る。
目次
1 奇人と郷土―弁護士になるまで(郷土と家族;明治法律学校と渡米 ほか)
2 叛逆と人権―弁護士・社会活動(社会派弁護士としての活動;大審院における言論擁護の弁論)
3 道楽と抵抗―雑誌・出版活動(雑誌道楽の世界;「解放群書」の謎解き ほか)
4 諧謔と自由―文献・年譜(奇書と文献の案内;山崎今朝弥年譜)
著者等紹介
山泉進[ヤマイズミススム]
1947年高知県四万十市生まれ。明治大学名誉教授(学長特任補佐)。明治大学史資料センター前所長
村上一博[ムラカミカズヒロ]
1956年京都市生まれ。明治大学法学部教授、法学部長。明治大学史資料センター所長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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