論創海外ミステリ<br> 疑惑の銃声

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論創海外ミステリ
疑惑の銃声

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  • サイズ B6判/ページ数 332p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784846017231
  • NDC分類 933
  • Cコード C0097

出版社内容情報

旧家の離れに轟く銃声が連続殺人の幕開けだった……。幻の女流作家が遺した長編ミステリを初邦訳!ある旧家の邸宅で銀行家が瀕死の重傷を負った。愛用の銃で撃たれたのだ。事故か、自殺未遂か、殺人未遂か。三つの可能性が提出されるも、それぞれ決定打に欠け、推理の堂々巡りが続く。ひょんな事から事件に巻き込まれた素人探偵ジャーニンガムが現地に駆けつけるが、謎解きの手掛かりを見つけられないまま、銀行家は意識不明のまま死亡する。その後も銃撃による怪事件は続き、邸宅中を血に染めながら次々と残虐な惨劇が繰り広げられて行く。

" 疑惑の銃声

 訳者あとがき

 解説……阿部太久弥"

イザベル・B・マイヤーズ[イザベル ビー マイヤーズ]
著・文・その他

木村浩美[キムラ ヒロミ]
翻訳

内容説明

幻の女流作家が遺した長編ミステリ、84年の時を経て邦訳!旧家の離れに轟く銃声が連続殺人の幕開けだった…素人探偵ジャーニンガムを嘲笑う姿なき殺人者の恐怖。

著者等紹介

マイヤーズ,イザベル・B.[マイヤーズ,イザベルB.] [Myers,Isabel B.]
1897年、アメリカ生まれ。1929年に雑誌社主催の懸賞小説へ募集した「殺人者はまだ来ない」が一位入選となる。作家としては長編二作を発表しただけだが、心理学者としては著名で、カール・グスタフ・ユングの心理学的類型論に基づいた自己理解メソッドMBTIの開発者に携わった。80年死去

木村浩美[キムラヒロミ]
神奈川県生まれ。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ケイ

136
ビックリした! そんなことが理由になるなんて。是非とも帯も予備知識もなしに読んでほしい。私は設定自体を知らずに手に取ったので、中盤以降に出てくる手紙を見た時に、本当に驚いた。悪い冗談のような、さもありなんと思えるような...。愛の強さも皮肉であり...。前知識ない人には、絶対おすすめ。2018/10/31

Willie the Wildcat

67
家、個人としての名誉。時勢と”南北”を踏まえた愛憎。これらを心底に、前者が「結果」そのものの物心的解釈、後者が「要因」の深層心理、それぞれが交錯。加えて、”ゴードンの口癖”が、時間軸に影響。その時間軸を超えた不変の真理が、時間を超えても不変の不文律の”壁”を乗り越えられないもどかしさ。これが著者のMSGかもしれない。読後振り返ると、主人公の行動力につられて、あっという間に読破してしまった感。但し、ネタバレになりますので記載できないですが、読み取れなかった点及びもう少しだけ”深堀り”して欲しかった人物アリ。2019/02/02

飛鳥栄司@がんサバイバー

21
結局本作で何がしたいのかという作者の困惑が伝わって来たというのが、正直な感想だ。『殺人者はまだ来ない』で活躍したジャーニンガムの推理の迷走や、真相の開帳の仕方など、行き当たりばったりな感じが強いのである。事件の動機は書かれた当時の大きな社会的問題であることを踏まえても(現代でもこの問題は継続した社会問題なのだが)、ミステリ小説として、この動機で1本で事件を膨らませし続けることと、どんでん返しを狙っただあろう結末に持っていくには、作家としての度量が、いささかマイヤーズに足りていなかったとも思えて仕方がない。2018/09/03

日の丸タック

18
偶然手に取り読み始め、意味がわからず手放そうとしたがラストが気になり読み進め、ラストに至ったがはっきり言って意味不明… 必然性も時代背景も… 評価不能のミステリー!2019/01/02

maja

16
銀行家は自殺するつもりだったのか事故だったのか。徹夜明けのジャーニンガムのもとへ新聞記者コリンズが訪れるところから幕は上がる。思いついては動く劇作家と助手の素直な語りに好感を持って引き連れられて読むが謎は深まっていく。理不尽さに耐えるという以前のそれすら認められない1930年代当時の米国社会の暗面がリアル。新聞記者をはじめ、登場人物たちの捻った個性も立っていてその魅力も感じるが、誰一人としてこの部分に抵抗のないことに落ち着かない気分となる。2019/01/05

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