内容説明
完全新作!修羅の道を行く女と影の男。関東荒野の色里に身を寄せた一人の美女、極楽太夫。その正体は、かつて織田信長にもっとも信用され愛された狙撃手だった。関東に勢力を広げる関東髑髏党の首領・天魔王の暗殺を企てていた矢先、天魔王から意外な事実を知らされる…。奇しき縁で結ばれた熾烈な戦いの幕が開く。
著者等紹介
中島かずき[ナカシマカズキ]
1959年、福岡県生まれ。舞台の脚本を中心に活動。85年4月『炎のハイパーステップ』より座付作家として「劇団☆新感線」に参加。以来、“いのうえ歌舞伎”と呼ばれる物語性を重視した脚本を多く生み出す。『アテルイ』で2002年朝日舞台芸術賞・秋元松代賞と第47回岸田國士戯曲賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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