内容説明
ロンドンのこぢんまりした街に佇む名家の屋敷。曲者ぞろいの一家に起きた連続怪死事件!素人探偵キャンピオンが探る、葬儀屋の“お次の仕事”とは…?
著者等紹介
アリンガム,マージェリー[アリンガム,マージェリー] [Allingham,Margery]
1904‐1966。別名マックスウェル・マーチ。英国、ロンドン生まれ。文筆家の家系に育ち、16歳で長編小説を書き上げる早熟の天才ぶりを見せ、1923年に冒険小説Blackerchief Dickrを発表、27年には犯人当ての長編ミステリThe White Cottage Mystery(1927)を新聞連載した。30年代からは重厚な物語性や人物造形に力を入れ、社会情勢や関係業界事情を背景にして探偵小説と風俗小説との融合をめざすような作風を示すようになる。『殺人者の街角』(’58)で英国推理作家協会賞シルバー・ダガー賞受賞
井伊順彦[イイノブヒコ]
早稲田大学大学院博士前期課程(英文学専攻)修了。英文学者。トマス・ハーディ協会、ジョウゼフ・コンラッド協会、バーバラ・ピム協会の各会員
赤星美樹[アカボシミキ]
明治大学文学部文学科卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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