内容説明
天下統一を目前にした豊臣秀吉に反旗を掲げ、暴虐の限りを尽くす髑髏党と首領「天魔王」。その行く手をふさぐべく、二人の男「捨之介」と「蘭兵衛」は闘いを挑む。三人が相見えた時、運命は再び動きだす。
著者等紹介
中島かずき[ナカシマカズキ]
1959年、福岡県生まれ。舞台の脚本を中心に活動。85年4月『炎のハイパーステップ』より座付作家として「劇団☆新感線」に参加。以来、“いのうえ歌舞伎”と呼ばれる物語性を重視した脚本を多く生み出す。『アテルイ』で2002年朝日舞台芸術賞・秋元松代賞と第47回岸田國士戯曲賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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arisaka
6
髑髏城の七人〜花鳥風月 最終盤。舞台は上弦と下弦で色合いが違ったけど、戯曲は一つ。演出と役者による変化が楽しい一作だけど、自分的に天魔王の死に様がとにかく納得いかないので、中島さんひでぇと思う一作です。2018/05/30
はちがみっつ
1
ダブルキャスト版の脚本。あとがきに作者のこの回独特の制作裏話がある。正直ダブルキャスト、平均年齢も他の回より下がり、ファン層の新規開拓の回だと思っているので、脚本が気になったので借りた。アクションが主である舞台なので、やはり舞台が観たい。2018/05/06
Fusa Ichi
1
お芝居を見た後に劇場で手に入れて、読みながら帰ってきました。役者さんたちのイメージでグングン読め、「この場合良かったなぁ」「あの場面と違う」などなど楽しく読み終わりました。 2018/01/10