内容説明
明治・大正期の軍医にして漢詩人・横川唐陽の傑作詩集を影印復刻。子孫である編者・横川端が語る横川家の物語とともに唐陽漢詩の世界を探求する。
目次
『唐陽山人詩鈔』本文影印(今體詩一百三首;古今體詩九十三首;古今體詩一百五十六首;古今體詩一百九首;古今體詩一百八十四首;古今體詩一百四十六首)
解題(『唐陽山人詩鈔』解題;『唐陽山人詩鈔』研究序説―序の訳注と考察;停年名簿にみる横川徳郎の軍歴)
記念対談「父祖の遺したもの」(父・横川正二のこと;帰国、伝え聞いた父祖のことなど;墓参、横川正二の面影;伯父・横川毅一郎のこと)
著者等紹介
横川端[ヨコカワタダシ]
1932年長野県諏訪郡四賀村(現・諏訪市)生まれ。1941年旧満州牡丹江省に移住、1944年帰国。1946年旧制諏訪中学(現・諏訪清陵高校)入学。1947年家庭の事情により同校中退後、大和工業(現・セイコーエプソン)入社。1962年有限会社ことぶき食品を兄弟で立ち上げる。1974年株式会社すかいらーくに称号変更。1988年東京交響楽団理事長就任(現・会長)、2002年すかいらーく役員退任
佐藤裕亮[サトウユウスケ]
1983年東京都練馬区生まれ。2006年大正大学文学部史学科卒業、2008年明治大学大学院文学研究科史学専攻アジア史専修博士前期課程修了、2016年同博士後期課程単位取得退学。学部・大学院を通じて東洋史(中国仏教史)を専攻、近年では明治~大正期の陸軍軍医・漢詩人横川唐陽に注目し、調査・研究を進めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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