内容説明
第三次「三田文学」、河出書房、中央公論社、そして関西のエディション・カイエ、「航海表」などに関わった編集者の喜怒哀楽の数々を、古本との奇妙な出逢いを通して語る!
目次
第1部 編集部の豊穣なる空間(砂子屋書房編輯部の面々―「文筆」の随筆から;第三次「三田文学」編集部の面々―山川方夫と四人の仲間たち ほか)
第2部 編集者の喜怒哀楽(彌生書房、女性社長の自伝を読む―津曲篤子『夢よ消えないで』から;あるヴェテラン児童文学編集者の喜怒哀楽―相原法則氏の歌集を読む ほか)
第3部 神戸文芸史探検抄(エディション・カイエの編集者、阪本周三氏の生涯と仕事―幻の詩集を見つけるまで;戦後神戸の詩誌「航海表」の編集者とその同人たち―竹中郁と藤本義一、海尻巌を中心に ほか)
第4部 知られざる古本との出逢い(海港詩人倶楽部の詩人と土田杏村・山村暮鳥往復書簡―橋本実俊『街頭の春』をめぐって;鴨居羊子さん再び/田能千世子『金髪のライオン』を読む―付・港野喜代子さんのこと ほか)
著者等紹介
高橋輝次[タカハシテルツグ]
編集者、エッセイスト、アンソロジスト。昭和21年、三重県生まれ。神戸で育つ。大阪外国語大学英語科卒。昭和44年に創元社へ入社するが、病気のため、平成2年に退社。その後はフリーの編集者となり、古書についての編著書を多数刊行(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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