出版社内容情報
著者は1971年から日本全国をひたすら歩いて民俗学調査を重ねてきた。収録の〈十津川紀行〉は、その調査の姿を最もよく伝える。本書には日本の故郷ともいえる十津川流域のほか、著者が愛した奄美諸島や奥多摩、秩父の豊かな生活と自然が活写されている。
内容説明
著者は1971年から日本全国をひたすら歩いて民俗学調査を重ねてきました。収録の“十津川紀行”は、その調査の姿をもっともよく伝えるものです。本書には日本の故郷ともいえる、広大な紀伊半島を潤す十津川流域のほか、著者が愛した“奄美諸島”や“奥多摩”“秩父”の豊かな生活と自然が活写されています。
目次
1 鹿児島・奄美諸島紀行(喜界島;種子島 ほか)
2 紀伊半島・十津川紀行(上葛川;ワリナ ほか)
3 奥多摩の話者とお話(原島豊吉さん)
4 各地の旅から(宝引;箆津 桂養寺 ほか)
5 秩父だより―自分がたり(仕事をやめる;山に入る ほか)
著者等紹介
斎藤たま[サイトウタマ]
1936年、山形県東村山郡山辺町に生まれる。高校卒業後、東京の書店で働く。1971年より民俗収集の旅に入る。2017年1月没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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