内容説明
「移民の国」アメリカで、大虐殺や植民地主義を潜り抜け、祖先からの大地と伝統文化を受け継ぎながら、誇り高く生きる先住民の記録。25年にわたってアメリカの「辺境」を歩いてきた研究者の写真集成。
著者等紹介
鎌田遵[カマタジュン]
1972年東京都生まれ。亜細亜大学准教授。高校卒業後に渡米。アメリカ先住民や非合法移民と寝食をともにし、「辺境」を歩いてきた。カリフォルニア大学バークレー校ネイティブ・アメリカン学科卒業。同大学ロサンゼルス校大学院アメリカン・インディアン学研究科修士課程修了。同大学院公共政策・社会調査研究所都市計画学研究科博士課程修了(Ph.D.都市計画学)。カリフォルニア大学バークレー校社会変革研究所客員研究員(2009年4月~2011年3月)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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samandabadra
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アメリカの様々な地域に住む先住民を撮影した写真集。大学のいわゆる「リサイクル資料」として落手。某大学に努める先生の本なのに大丈夫かと思ったら、さらに「リサイクル資料」で出ていたので、おそらく複数本納めたのだろう。新書などもちらちらと読んでいたおかげで、どのような意図で撮ったかはそれなりに分かっているのだが、この史料価値がさらに出てくるのは、表紙の女の子が妙齢あるいはこの世を去った50年とか100年たった後なのだろうと思う。とまれ、写真というのはいろいろなものをイメージさせるものである。2024/07/29