内容説明
生涯を芸術に捧げた天才作曲家、ベートーヴェン。周囲から賞賛される反面、変人と揶揄されながら問い続けた芸術とは…音楽への執拗なまでの想いが周囲を巻き込み、その葛藤の中で自身も変化していく姿を生き生きと描いたヒューマンドラマ!
著者等紹介
中島かずき[ナカシマカズキ]
1959年、福岡県生まれ。舞台の脚本を中心に活動。85年四月『炎のハイパーステップ』より座付作家として「劇団☆新感線」に参加。以来、『髑髏城の七人』『阿修羅城の瞳』『朧の森に棲む鬼』など、“いのうえ歌舞伎”と呼ばれる物語性を重視した脚本を多く生み出す。『アテルイ』で2002年朝日舞台芸術賞・秋元松代賞と第47回岸田國士戯曲賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
arisaka
4
ベートーヴェンの評伝舞台の戯曲。新感線座付き作家の中島さんだけど、エンタメ色を期待していたら裏切られる。ベートーヴェンの側近女性という架空の存在を通して、激情と孤独の間で揺れるベートーヴェン生涯を描く。観劇した後で読んだので、シーンを思い出しながら読めて面白かった。2015/11/03
葛
0
著者:中島かずき 2015年10月10日初版第1刷印刷 2015年10月20日初版第1刷発行 発行者:森下紀夫 発行所:論創社 印刷・製本:中央精版印刷 主演:稲垣吾郎 演出:白井晃 企画・制作:TBS 協力:樋口七海 定価:本体1800円+税 装幀:鳥井和昌2022/01/02
-
- 和書
- 暗黒寓話集