内容説明
自称「重度ハワイ病」の著者がめぐったとっておきのオアフ島バスの旅。冷えたビールを片手にザ・バスに乗り込めばひと味違ったハワイが見えてくる。
目次
1 ホノルル国際空港からワイキキへ(空港からアラモアナ・センターへ;アラモアナ・センターからクヒオ通りを東へ;モンサラット・バス・ターミナル)
2 オアフ島南東部(五八番ハワイ・カイ/シーライフ・パーク;二二番ビーチバス)
3 ワイキキからアロハ・タワーへ(クヒオ通りを西へ;ワイキキからアラモアナ・センターへ)
4 カイルア、サークル・アイランド(五七番カイルア/シーライフ・パーク;五五番カネオヘ/サークル・アイランド;五二番ホノルル/アラモアナ)
5 ハワイ大学とホノルル歴史探訪(四番ヌウアヌ/ドウセット・アベニュウ;二番スクール/ミドル・ストリートから空港へ)
著者等紹介
辻村裕治[ツジムラユウジ]
1949年愛知県生まれ。早稲田大学卒業。42歳で初渡ハし、重度のハワイ病にかかる。ザ・バスでオアフ島を巡るのが何よりの楽しみだというビール大好き中年。アロハクラブ会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あきこ
2
本書はグルメも観光もなく、ただバスに乗ってオアフ島を巡る話だ。しかしバスについての描写は詳しく、地図を見ながらたどってみると一緒に乗っている気分になるから不思議だ。どのガイドブックにも載っていないバスの乗り方がわかる。昨今ハワイはトローリーの移動が主流らしいが、旅ってそれでいいのか!って思っていた私なので作者の旅に共感したわけである。途中ちょっとバス代などが昔のままだなと思っていたら、あとがきでずいぶん前に作者が急逝していたことを知り、残念な気持ちになった。もっと書いてほしかった。イラストも!2016/02/23