内容説明
不穏な社会情勢に暗躍する秘密結社の謎。華麗なるヒロインの活躍と冒険を描いたナイジェル・ストレンジウェイズ探偵譚の異色作。
著者等紹介
ブレイク,ニコラス[ブレイク,ニコラス] [Blake,Nicholas]
本名セシル・デイ・ルイス。アイルランド、クイーンズ州(現リーシュ州)バリンタバート生まれ。オックスフォード大学在学中に処女詩集を刊行。卒業後は教員生活を経て情報省に入るが、第二次世界大戦後は再び教職に戻った。1935年に『証拠の問題』を発表して作家デビュー、代表作『野獣死すべし』(38)は江戸川乱歩に絶賛され、晩年の長編『秘められた傷』(68)はCWA賞シルヴァー・ダガー賞を受賞している。詩人としても活躍し、68年には桂冠詩人の地位を授かった
井伊順彦[イイノブヒコ]
早稲田大学大学院博士前期課程(英文学専攻)修了。英文学者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。