内容説明
南原繁の主著である『国家と宗教』(1942年)及び『フィヒテの政治哲学』(1959年)を構成する「戦前・戦中」の主要論文を子細に検討し、学問人・宗教人としての南原像を模索する。
目次
第1部 実存と学問(南原繁の「共同体」論―一九三六年における転回;南原繁の実存と学問―一九三六年の嘆きとその昇華)
第2部 学問と思考様式(南原繁における学問的方法と「共同体」論の成立;内村鑑三と南原繁―「天国と此世との接触面」;南原繁の「フィヒテ的思惟」と「共同体」論の構成―「非我の論理」をめぐって)
著者等紹介
下畠知志[シタバタケサトシ]
1968年広島県に生まれる。1990年筑波大学第一学群人文学類卒業。1995年筑波大学大学院修士課程教育研究科修了。1997年筑波大学大学院博士課程歴史・人類学研究科中退。1997年国立公文書館勤務(~2012.3)。専攻、近代日本思想史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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