内容説明
地震への「警告」で甦った物理学者・随筆家の一連の名文と「絵画・音楽・俳諧・新聞批判・関東大震災後・科学」論等を、同時代の批評と併せて読み解く、スリリングな一冊。
目次
文章
幻像
絵画
音楽
映画
俳諧
新聞批判
イデオロギー批判
関東大震災後
満洲事変後
飛行機
地震
科学
懐旧的
著者等紹介
堀切直人［ホリキリナオト］
文筆家。１９４８年、横浜市生まれ（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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塩崎ツトム
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今和次郎は震災後に復興していき、新しいビルヂングが建設されていく東京を社会実験の場として、希望を持って見ていたが、寺田先生の見方は真逆のものだったらしい。行きつけだった洋食店の変貌を元に、失われてしまった明治カルチャーを憂える様で、それがわかる。その他寺田先生の新聞論、飛行機観も傾聴すべき意見だった。2012/10/18
cocolate
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時代を感じさせない内容に驚くばかり。土佐の偉人。2012/09/15
