内容説明
１９２７年の中国トロツキー派の誕生から、５２年に一斉逮捕されるまで、２５年間にわたる苦難に満ちた闘争の歴史を、陳独秀らの活動を軸にして大量の第一次資料を基に生き生きと描き出す。
目次
第１章 風雨のなかで孕んだ畸形児
第２章 陳独秀、道を踏みはずす
第３章 四分五裂から嫌々ながらの統一へ
第４章 挟撃のなかの転倒とあがき
第５章 抗戦中のでたらめ
第６章 花が散るのはどうしようもない
著者等紹介
鈴木博［スズキヒロシ］
翻訳家。１９４０年東京生まれ、１９６５年東京大学文学部東洋史学科卒業。出版社勤務、北京放送局日本語部員などを経て、文筆業に入る（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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ろーじゃ
1
名前どおり、中国のトロツキストの系譜を詳細に記した本です。モスクワ中山大学や東方勤労者共産大学、ヴォイチンスキーや蒋経国など、中国のトロツキズムに関わる人物や機関ならひと通り登場。文章量がかなり多く、マイナーな人物も多いので読むには一苦労。陳独秀に関する説明が豊富でした。2012/12/31
