内容説明
マダガスカル、レユニオン島、コモロ諸島―祖父母から孫へ;またその孫へ;南インド洋に浮かぶ島々で代々大切に語り継がれてきた物語。素朴で力強く、深い味わいのあるむかしばなし36話を、美しい挿絵をたくさん添えて紹介。
目次
マダガスカルのおはなし(だれのもの?;しゃべりすぎると損をするはなし ほか)
マダガスカルのものごとのはじまり(ワニと牛;ワニとイノシシ ほか)
マダガスカルのことわざ
コモロ諸島のおはなし(友情;イブナスゥイャと金持ち ほか)
レユニオン島のおはなし(カエルとカメレオン;タカとトガリネズミ ほか)
著者等紹介
川崎奈月[カワサキナツキ]
岡山県生まれ。1998年に渡仏。フランス本土の街、トゥールーズ、ナンシーの大学にて法学を勉強した後、2003年よりフランス海外県レユニオン島に滞在。南の島のゆったりした生活の中で、再び絵を描きはじめる。二人の男の子のママ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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本夜見
3
図書館本 イラストの可愛らしさとマダガスカルの話という珍しさに手を出しました。やはり勧善懲悪な 正直者が一番!!みたいな寓話ではありましたが なんか全体的な雰囲気は おおらか〜な感じ。お国柄でしょうかね♪2013/10/19
ぱに
0
シュールな話が多い。マダガスカル行ったら、ガイドに「イブナスゥイヤ」っていう名前が本当にポピュラーか聞かずにはいられない、ややこしい名前。(6話以上の昔話に登場したので、太郎と同じような名前なんだろうけど)。あと本のタイトルの「バオバブのお嫁さま」が、マダガスカルではなくコモロ諸島のおはなしだったとは。奴隷をこき使うカルばあさんの話が生々しい。人類のはじまりは面白かった。2016/08/14
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