内容説明
なぜ、ひきこもり・不登校の数は減らないのか。ひきこもりの実態、カウンセリングの役割、回復に向かう段階と技法等、公益学の協働・共創の理論をもとに最良の解決方法を探る。現場からの報告に基づく、カウンセラー必読の書。
目次
第1章 カウンセリングとは何か―カウンセリングの本質、定義、基本問題(二一世紀はカウンセリングの時代;カウンセリングの考え方・あり方 ほか)
第2章 ひきこもりとは何か(ひきこもりに対する対応で最も大切なこと;ひきこもりの現実―あるひきこもりの事例 ほか)
第3章 ひきこもりと公益・共創―公益・共創とは何か(誰もが日々日常的に触れる公益活動;人間の内なる二面性 ほか)
第4章 ひきこもりの回復に向かう段階と技法(ひきこもりを解決する段階と課題;ひきこもりからの回復の開始と展開 ほか)
終章 公益社会とカウンセリング(公益社会・公益文化とは何か;市場原理・経済活動に対する公益原理の活用とチェック機能 ほか)