内容説明
イギリス大富豪の一族を襲った謎の殺人事件。フレンチ警部は、緻密かつ地道な捜査で証拠を集め、数々の仮説を立て、検証の果てに、ついに真相に辿り着く―名作『樽』で知られるリアリズム・ミステリの巨匠クロフツ。30作品以上に及ぶ「フレンチ警部」シリーズ中、待望の未訳作品のヴェールがいま開かれる。
著者等紹介
クロフツ,F.W.[クロフツ,F.W.][Crofts,Freeman Wills]
1879~1957。アイルランドのダブリンに生まれる。17歳からイギリスの鉄道会社に勤務し、40歳のとき大病を患い、療養中、退屈しのぎに書いた小説『樽』が1920年に出版され、ミステリ作家としてデビュー。“アリバイ崩し”がクロフツ作品の特徴であり、「フレンチ警部」シリーズでは、綿密な現場捜査に基づき、推論・検証を積み重ねて、真相に到達することから“足の探偵”と称された
井伊順彦[イイノブヒコ]
1955年東京生まれ。早稲田大学大学院博士前期課程(英文学専攻)修了。英文学者。トマス・ハーディ協会、ジョウゼフ・コンラッド協会、バーバラ・ピム協会(いずれも英国)各会員
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