• ポイントキャンペーン

論創叢書
社会思想家としてのラスキンとモリス

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 246p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784846003807
  • NDC分類 309.023
  • Cコード C0093

内容説明

民衆世界の原像を描き出した社会思想史研究の金字塔!社会主義思想を醇化し、すべての人の心情に受け容れられるものとした二人の思想家を、あざやかに彫琢した処女作。甦る幻の名著、77年ぶりの復刊。

目次

1 社会思想家としてのラスキンとモリス
2 『社会思想家としてのラスキンとモリス』補綴(ジョン・ラスキンの工芸美術理論;ウヰリアム・モリスの装飾美術理論 ほか)
3 ラスキンの『ムネラ・プルヴェリス』(経済の目的;経済学者に対する批難 ほか)
4 聖ヂョーヂ組合(ラスキンのユトーピア)
附録 アダム・スミスの漫画化―或る読書生とその友との対話

著者等紹介

大熊信行[オオクマノブユキ]
1893年山形県米沢市に生まれる。東京商科大学卒業。小樽高等商業学校教授、高岡高等商業学校教授、東北帝国大学講師を経て、戦後、富山大学教授、神奈川大学教授、創価大学教授を歴任。山形県地方労働委員会の初代会長もつとめる。経済学博士。1977年米沢市にて歿
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

壱萬弐仟縁

33
私にとっては高価な本。卒論を書いていた頃なので、2005-7年ぐらいだったと思う。拙稿は(2008)。社会改革者ラスキンの最も高き歴史的意義は、Stones of Veniceの作者たりしより来たるもの(15頁)。固有の価値とは生命を支持する何等か絶対の力である。物自身の中に存在する特殊なる力をいふのである(107頁)。正直は最良の政策なり。国家にあつては詐欺は何物をも得るものではない(124頁)。2021/06/30

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/1453931
  • ご注意事項