内容説明
風通しのよい町づくりを。地元初の女性議員となり、16年間の議員生活に終止符を打った著者が、町の政治の実態を語る。金がとびかい、女性が差別され、ヨソ者といわれるなか住民に訴え続けた活動が、着実に実を結んでいく。「あきらめたら終わり。大切なことは続けること」―全国のひとびとに贈るメッセージがここにある。
目次
第1章 神奈川県の僻地に住む
第2章 議席を得るための立候補を決心
第3章 初めての選挙戦
第4章 二回目の選挙で議員に
第5章 産業廃棄物処分場問題と闘う
第6章 残土処分場問題について
第7章 八四年・議決された自衛隊法改正
第8章 ふるさと芸術村
第9章 立ち上がる女たち
著者等紹介
三宅節子[ミヤケセツコ]
1925年長野県に生まれる。48年実業之日本社入社。女性教養雑誌・ガイドブックなどの編集にたずさわる一方、尾崎喜八・串田孫一氏らを中心にした詩の会『アルビオレ』同人となる。61年退社、フリーとなる。74年神奈川県最北の藤野町に転居。83年から4期16年町議会議員を務めた
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