内容説明
少年少女時代の楽しかった記憶をよみがえらせ、おしゃべりする―それが認知症の予防となり、その進行を抑制する。施設で日々高齢者をケアーする若い介護士や、高齢者を抱える家族のためのやさしい実践ガイドブック。
目次
第1部 一〇歳から一五歳の記憶回復が認知症を予防する(歴史博物館で楽しく認知症予防;軽度認知障害はハイリスク群になりやすい ほか)
第2部 認知症を理解すれば怖くない(“認知症”“痴呆症”“うつ症”はどう違うの?;「治る認知症」と「治らない認知症」 ほか)
第3部 だれでもできる心療回想法(心療回想法の基本技法“描画的インタビュー”;心療回想法の“描画的インタビュー”(項目例) ほか)
第4部 認知症は早期発見、早期治療(認知症になったとしたら(認知症予防の時代)
DCL(初期痴呆チェックリスト)で認知症のチェック ほか)
著者等紹介
小林幹児[コバヤシカンジ]
1953年東京生まれ。日本大学大学院で心理学を修了し渡米。行動科学博士号取得後、文部省認可財団法人にて発達と加齢研究を行う。退職後北海道の中核病院にて地域医療介護担当者として臨床経験を重ねる。老人施設の管理職や教育職を歴任し、現在は心療回想法の普及に活躍している。剛柔流空手道三段。現在、内閣総理大臣認証法人日本回想療法学会長、社会福祉法人日本家庭福祉会理事、産業能率大学講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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