内容説明
政治・文化・芸術―様々なジャンルで偉大な足跡を遺した十三名の思想家たちの思想と生涯を通して、ニュージーランドの福祉国家実現への軌跡を明らかにする。
目次
1 高度福祉国家の建設を夢みて(マイケル・サヴェージ―社会保障の父・理想社会の求道者;ピーター・フレーザー―高度福祉国家の建設者 ほか)
2 政治・軍事の変革をめざして(バーナード・フライベルグ―第二次世界大戦でニュージーランドの名誉を回復;ロバート・マルドーン―挫折の改革者 ほか)
3 一筋の道、気付いたら世界の頂点に(ジョン・ビーグルホール―キャプテン・クック研究の世界第一人者;エドモンド・ヒラリー―世界最高峰への最初の登頂者)
4 ジェンダーを超えて(キャサリン・マンスフィールド―世界的女性作家;ジャネット・フレイム―オセアニアを代表する女性作家 ほか)