内容説明
最盛期には、全共闘くずれ、ギャンブルで身を滅ぼした商社マン、ミカン売りからの転身組など、さまざまな経歴の持ち主がチリ交になった。その群像を、“タテバ”の所長が軽妙な筆致で描く。
目次
チリ交・流す―ナンモのおっちゃん・浦さん・さつま
チリ交・衣―酒井・宮ちゃん・宇治さん・ジェルミちゃん
チリ交・食―ズージャ・天草さん・チモ氏・サコさん・源治
チリ交・住―ヤホシュウ・バラギ・北さん・山川・ポチ坊
チリ交・出入り―菊之丞さん・ガラ夫人・水谷
チリ交・飲む―ウルヘイ・ナシテ・工藤さん
チリ交・打つ―ペキ・リケイ・ヨシやん・ダサちゃん
チリ交・花札―三ちゃん・ナベさん・ヤマサ・コンテキ・五所原・オカモ・盤ちゃん・よし坊・大陸・ホクシ・加田
チリ交・買う―イモノ・八郎さん・なげ政・ガード
チリ交・出物―モッちゃん・いただき・本道さん・高津さん〔ほか〕
著者等紹介
伊藤昭久[イトウアキヒサ]
1942年、山梨県生まれ。日本学園高校、青山学院大学法学部卒。株式会社山梨シルクセンター(現サンリオ)、生厚産業株式会社(綿布製造浜松市)。製紙原料商伊藤興商株式会社をへて、現在学芸大学にて、古本店古書いとう店主
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