内容説明
六人の馬鹿とアカペラ、カクスコの舞台が本になった―アカペラ楽譜付きの完全戯曲化第1弾。その日、朝日堂の男達はどしゃ降りの雨の中仕事に出掛けた。そして帰り道、すれ違ったベンツの女に気をとられ車を脱輪させてしまった。びしょ濡れになりながら車を引き上げ事務所に戻った彼らは、何故か楽しそうにパンツ一枚で石油ストーブのまわりを廻り始めた―リサイクルショップ朝日堂ある春の日のお話。男達のアッケラカンとした日々を独特のリズムと笑いで描くカクスコの世界
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- 和書
- 昭和の政党 岩波現代文庫