内容説明
“いま”に生きる古典作家３１人からのルーツをつかめ！映画ファン必携！元ネタ情報満載！映画を面白くするパスワードはこれだ。
目次
「逆引き」古典映画作家３１
「新編」世界映画史
映画史を面白くする９の論点
映画史事件ファイル１８
これだけは知っておきたい映画技法２０
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
めしいらず
45
前半は百年の映画史において、その独自で革新的な話法によって後の世代に大きな影響を与えた名匠たちと、彼らの話法を咀嚼して自分の血肉とした現代作家たちを、後半は映画史に様々な形で起きたムーブメントと、その代表的な作品を採り上げている。前半は影響を受けた現代作家の面々が意外で面白いけれど、後半はあまりに頭でっかちで全然楽しめない。エイジング史民族/マイノリティ史ジェンダー史観客論史チルドレン史精神分析/メタ映画史アブジェクシオン史ランドスケープ史etc…こりゃ一体何じゃろか。頭悪くてごめんなさい。2017/06/06
tkm66
0
資料2004/05/23
ﾄﾞﾝﾄ
0
幸福にも「ランドスケープ史」の項目を読んだ直後にホウ・シャオシェン『悲情城市』を観たので「アーーーッ、これ小津安だァーーーッ」と脳が喜んだ。安直な連想には気を付けなければいけないが、このように接続を発見してアーーーッとなることに、こういう真面目な本を読むことのひとつの醍醐味がある。2018/08/16
