内容説明
パリに生まれ、パリに育ち、「セーヌが私の最初の鏡だった」と述懐するアルレッティ。『天井桟敷の人々』『北ホテル』『ミモザ館』で永遠にその名を残す彼女が、90歳になったとは思わせぬ若々しさと過激な語り口で、戦前・戦後のフランス映画界を語り、20世紀を激しく生きた女の半生を浮かび上がらせる。いつもパリ、いつもセーヌ。フランスを代表する女優アルレッティのパーソナル・インタビュー。
目次
アルレッティの世紀
1 アルレッティの生命線(下町の少女;20世紀;性格;芸術家の人生)
2 アルレッティの役者人生(舞台のほうへ;映画のほうへ)
3 アルレッティの小さな社交界(芸術への愛;ショー・ビジネスの人々;2人の友だち;日付のある言葉;証言)
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