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出版社内容情報
人間はなぜ「物語」を求めるのか?
すぐれた物語はいかに脳を刺激するのか?
脳科学・心理学の知見を生かせば、ストーリーはもっと魅力的に語れる!
イギリスで大人気のライティング講師が解き明かす、共感を生む創作の秘密
人は物語によって他者とつながり、相互に監視し、ときに対立もしてきました。
物語は、小説や映画にかぎらず、新聞からゲーム、歌、夢の中まで、社会のあらゆるところに存在しています。
「われわれを人間たらしめるのは物語である」「物語はわれわれだ」と著者は言います。
では、物語を求める人間、そして人間が求める物語の本質とは、どのようなものなのでしょうか?
本書は、脳科学・心理学から人間/物語の秘密を解き明かしていく、まったく新しいストーリーテリング論です。
一番の特徴は、プロット重視の従来的な物語理論とは対照的に、キャラクターをストーリーテリングの中心に据えていること。
魅力的なキャラクターを作るうえでカギとなるのは、キャラクターの〈欠点〉。
それも、自分が正しいと思い込んでいる〈信念〉こそが、キャラクターを唯一無二にする欠点なのです。
私たちの知覚や認識をつかさどる脳は、実は不合理な進化を遂げた「信頼できない」存在。
都合のよい事実だけを取り入れ、それに反するものは退けることで、自分をヒーローに仕立て上げてしまいます。
自分が信じるものの致命的なまちがいを認識し、自分を変えようとするのは至難の業。
しかし、それを成し遂げ、「自分は何者なのか?」「何者になるべきか?」という問いに答えを出そうとするキャラクターが、プロットの原動力となります。
本書ではこのように、人間の脳と心に注目して、共感を生む物語のしくみを徹底解剖。
創作の開始時点から使える実践的な付録も収録し、よりよいストーリーテリングの秘密を余すところなく伝授します。
小説や映画にかぎらず、マンガ、ノンフィクション、エッセイ、ゲームや動画の制作からビジネスシーン、そして日常的な雑談まで……
すべての〈物語の語り手〉に読んでほしい一冊です。
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人の脳は、この恐ろしい真実からわれわれの目を逸らさせるべく、希望ある目標で人生を埋め、そのために努力するよう励ましてくれる。われわれの欲しいもの、それを手に入れる闘いの紆余曲折が、すべての人々の物語となる。物語が人々の存在に意味という幻影をもたらし、恐れから目をそむけさせる。[…]物語はどこにでもある。物語はわれわれだ。(「はじめに」より)
【目次】
内容説明
人間はなぜ「物語」を求めるのか?すぐれた物語はいかに脳を刺激するのか?脳科学・心理学の知見を生かせば、ストーリーはもっと魅力的に語れる!イギリスで大人気のライティング講師が解き明かす、共感を生む創作の秘密。
目次
第1章 世界の創造(物語が始まる地点;変化の瞬間、コントロールを求める脳 ほか)
第2章 欠点のある自己(欠点のある自己、コントロール理論;性格とプロット ほか)
第3章 物語的な問い(作り話と騙される登場人物、物語的な問い;複数の自己、立体的な登場人物 ほか)
第4章 プロット、エンディング、意味(目標指向性、ビデオゲーム、個人的プロジェクト、エウダイモニア、プロット;レシピとしてのプロットvs変化のシンフォニーとしてのプロット ほか)
付録 神聖なる欠点アプローチ
著者等紹介
ストー,ウィル[ストー,ウィル] [Storr,Will]
受賞歴のある作家・ライターとして、『ガーディアン』『サンデー・タイムズ』『ニューヨーカー』『ニューヨーク・タイムズ』などの新聞・雑誌に寄稿。ロンドンでストーリーテリングに関する講座をおこなうほか、ワークショップを各地で開催している。著名人のゴーストライターとしても活躍
府川由美恵[フカワユミエ]
明星大学通信教育部教育心理コース卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。



