パフォーマンス・アート―未来派から現代まで

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パフォーマンス・アート―未来派から現代まで

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  • サイズ A5判/ページ数 512p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784845923274
  • NDC分類 702.06
  • Cコード C0070

出版社内容情報

読み継がれるパフォーマンス史の古典的名著、

最新版で待望の復刊



長らく絶版となっていた『パフォーマンス──未来派から現代まで』から約40年

大幅なアップデートを経て、〈パフォーマンス〉の120年史を詰め込んだ決定版!



ローズリー・ゴールドバーグによるPerformance Artは、20世紀以降のパフォーマンス史を描いた古典的名著として世界中で読み継がれています。1979年の刊行以来、4度の増補改訂のたびに同時代の動向を盛り込んできました。

日本では、1982年に『パフォーマンス──未来派から現代まで』(中原佑介訳、リブロポート刊)の題で初版の日本語訳が刊行されていますが、長らく絶版状態が続いていました。

2025年刊行の原書第4版を底本とする本書は、その復刊であると同時に、世界のパフォーマンスの「現在」を紹介する待望の翻訳となります。



現代美術のみならず、演劇、ダンス、音楽、扇動、祝祭、アクティビズムまで、ジャンルを横断して拡張を続ける〈パフォーマンス〉。

芸術の歴史において、それは既存の価値観や制度を破壊し、新たな方向性を探るための手段であり、ゆえに「前-前衛」であったと著者は言います。

本書では、1909年の未来派宣言にその源泉を探りつつ、2020年代におけるパンデミック下の実践を含め、計235点の図版でパフォーマンス史の全貌を鮮やかに描きだします。



本書前半では、未来派、ロシア構成主義、ダダ、シュルレアリスム、バウハウスなど、20世紀の前衛芸術運動におけるパフォーマンスの重要性を検証。

後半では、1960年代ニューヨークのアートシーンに始まり、大衆文化との混淆や新たなメディアの使用、人種的アイデンティティやジェンダー/クィアネスを扱う作品まで、同時代の多様な実践を考えます。

時代を貫く著者の視点が描き出すパフォーマンスの通史は、時を超えて新鮮に読み直すことができるはずです。



<本書に登場する主なアーティストやグループ>

フィリッポ・トンマーゾ・マリネッティ|ヴァランティーヌ・ド・サン?ポワン|ルイージ・ルッソロ|ウラジーミル・マヤコフスキー|カジミール・マレーヴィチ|フセヴォロド・メイエルホリド|エミー・ヘニングス|フーゴ・バル|トリスタン・ツァラ|リヒャルト・ヒュルゼンベック|ジャン・コクトー|アンドレ・ブルトン|フランシス・ピカビア|エリック・サティ|オスカー・シュレンマー|フリードリヒ・キースラー|ジョン・ケージ|マース・カニングハム|アラン・カプロウ|オノ・ヨーコ|フルクサス|ジャドソン・ダンス・シアター|ヨーゼフ・ボイス|ヴィト・アコンチ|ギルバート&ジョージ|ローリー・アンダーソン|エイド


【目次】

序文



1章 未来派

2章 ロシア未来派と構成主義

3章 ダダ

4章 シュルレアリスム

5章 バウハウス

6章 1933年頃から1970年代までの生きた芸術

7章 アイデアの芸術とメディア世代──1968年から2000年まで

8章 新世紀の最初の10年──2001年から2010年までのグローバル・パフォーマンス

9章 21世紀の第2の10年──2011年から2022年まで、新たな次元と新たなテクノロジー



監訳者あとがき

図版出典

参考文献

索引

内容説明

読み継がれるパフォーマンス史の古典的名著、待望の復刊!最新版で1900年代初頭から2020年代の最新動向まで、時代に応答するパフォーマンス120年史。現代美術のみならず、演劇、ダンス、音楽、扇動、祝祭、アクティビズムにまで拡がる実践の全容を描き出す。

目次

第1章 未来派
第2章 ロシア未来派と構成主義
第3章 ダダ
第4章 シュルレアリスム
第5章 バウハウス
第6章 1933年頃から1970年代までの生きた芸術
第7章 アイデアの芸術とメディア世代―1968年から2000年まで
第8章 新世紀の最初の10年―2001年から2010年までのグローバル・パフォーマンス
第9章 21世紀の第2の10年―2011年から2022年まで、新たな次元と新たなテクノロジー

著者等紹介

ゴールドバーグ,ローズリー[ゴールドバーグ,ローズリー] [Goldberg,RoseLee]
パフォーマンス・アート研究の先駆者。ロンドン大学コートールド美術研究所を卒業後、ロンドンのロイヤル・カレッジ・オブ・アート・ギャラリーでディレクター、ニューヨークのオルタナティブ・スペース「ザ・キッチン」でキュレーターを務めた。Artforumをはじめ多数の雑誌に寄稿し、ニューヨーク大学で教鞭を執る。また、パフォーマンスの歴史に焦点を当て、21世紀の新たなパフォーマンス作品をコミッションする組織「バフォーマ」の創設ディレクターおよびチーフ・キュレーターでもある。世界中の視覚芸術家によるライブ・パフォーマンスが集まる「パフォーマ・ビエンナーレ」はニューヨーク市の文化的風景を大きく変化させ、高い評価を得ている。2006年、フランス政府より芸術文化勲章シュヴァリエを授与

深川雅文[フカガワマサフミ]
インディペンデント・キュレーター/クリティック。美術評論家連盟会員。『写真批評』(TCP PRESS)編集長。川崎市市民ミュージアム(以下、kcm)在籍後、インディペンデントで活動。写真、デザイン、現代美術の展覧会を企画。主な企画に、「きたれ、バウハウス」(共同監修、2019年)、「生きるアート 折元立身」(2016年、kcm)、「Japanese Design Today 100」(国際交流基金主催、2004年、2014年、2023年)、「現代写真の動向」(1995年、2001年、kcm)など。大学等でメディア、デザインに関する講義を行う

角田かるあ[ツノダカルア]
東京大学大学院人文社会系研究科特任研究員、日本学術振興会特別研究員PD。慶應義塾大学大学院文学研究科博士課程修了。博士(美学)。専門は、イタリアを中心とする近代絵画史、写真史

井口壽乃[イグチトシノ]
埼玉大学名誉教授。NPO法人デザイン史リサーチセンター東京理事長。筑波大学大学院博士課程修了。博士(芸術学)。専門はデザイン史、視覚芸術論。展覧会企画に「視覚の実験室 モホイ=ナジ/イン・モーション」(神奈川県立近代美術館ほか、2011年)、「ネイサン・ラーナー」(YOKOTA TOKYO、2023年)

香川檀[カガワマユミ]
武蔵大学名誉教授。専門はドイツの近現代美術

長名大地[オサナタイチ]
東京国立近代美術館企画課情報資料室長(主任研究員)。一橋大学大学院言語社会研究科博士後期課程修了。博士(学術)。専門はシュルレアリスムを中心とする近現代美術

木村理恵子[キムラリエコ]
碧南市藤井達吉現代美術館副館長。千葉大学教育学部在学中、文部省学部学生海外派遣制度によりベルリン芸術大学留学。千葉大学大学院修了。栃木県立美術館学芸員を経て現職。専門は日本およびドイツを中心とする近代美術史

吉田侑李[ヨシダユウリ]
早稲田大学高等研究所講師。東京工業大学理学部数学科卒業。同大学大学院社会理工学研究科価値システム専攻修士課程、ニューヨーク市立大学ハンター・カレッジ美術・美術史学科修士課程、ライス大学美術史学科博士課程(Ph.D. in Art History)、日本学術振興会特別研究員PD(東京大学大学院総合文化研究科)を経て現職。専門は近現代美術史、戦後アメリカ美術史

青木識至[アオキサトシ]
東京大学大学院総合文化研究科超域文化科学専攻表象文化論コース博士課程在籍。2022年5月より独立行政法人国立美術館本部国立アートリサーチセンター(仮称)設置準備室を経て、23年4月から25年6月まで国立アートリサーチセンター情報資源グループ研究補佐員

原田遠[ハラダトオキ]
東京大学大学院総合文化研究科超域文化科学専攻表象文化論コース博士課程在籍。同大学院人文社会系研究科美術史学専修修了。専門はハプニングやエクスパバンディット・シネマといった戦後アメリカ美術におけるメディア越境的表現について

江口正登[エグチマサト]
立教大学現代心理学部兼任講師、跡見学園女子大学文学部兼任講師。東京大学大学院総合文化研究科超域文化科学専攻表象文化論コース博士課程単位取得満期退学。専門はパフォーマンス研究、演劇研究、表象文化論。俳優やドラマトゥルク、制作者等として上演芸術の実践にも携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。