内容説明
ほらね?誰にだって希望はあるんです。『ヘアスプレー』の監督ジョン・ウォーターズが、この世の不安と向き合うすべての人に捧げる感動のスピーチ、遂に邦訳!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
スプーン
47
カルト映画監督による卒業の祝辞。若き芸術家たちへの強烈なアジテイト。アナーキーであり続ける事を説く異端児からの愛あるメッセージ。体制におもねらない、体制の価値観にもおもねらない、真の自己啓発書!全ての方に正しくおススメします。2025/06/16
Y2K☮
34
「悪趣味の帝王」と呼ばれた映画監督ジョン・ウォーターズがデザイン学校の卒業生へ送った祝辞。著者が創作する目的は他人を不愉快にすることではなく、悪趣味のための悪趣味を唾棄しているらしい。岡本太郎の「何だこれは」的な方法論に近いかもしれない。一気読みし、事実しか書かれていないと感じた。手札はすでに配られている。これで勝負するしかない。誰のせいにしても始まらぬ。金持ちのすべてが敵ではなく、貧乏人のすべてが味方でもない。若い世代の考え方が理解できないのなら、連中と同じ年代の知人(著者はスパイと呼んでいる)が必要。2024/05/14
くさてる
21
デザイン学校の卒業式での祝辞。きっとまとめて読むと短い言葉なのだと思うのだけど、一語一語がカルト映画監督らしい激しい言葉に満ちているのに、同時に年長者から若者に贈るのにふさわしい、温かくも美しいメッセージになっている(保護者への心遣いも忘れていない!)。「貧乏人を憎んでもかまいません。ただし、精神の貧しいものを」忘れたくない言葉。2026/01/19
ポテンヒット
15
卒業式の祝辞にジョン・ウォーターズを招くなんて、センスあるなぁ。こういった場での話は、話者のポリシーや生き方が反映されていると断然面白くなる。「そして、若者たちよ 今日をもって自分たちが抱えているいろんな問題の責任を、親におしつけるのをやめましょう! 泣き虫の大人なんて可愛くもなんともない。ええ、ベッドの下のボール箱に閉じ込められ、毎日カーアンテナで鞭打ちされて、さだめし辛かったことでしょう。でも、もう前に進むときです。全員手札を配られました。その手で勝負するんです!」2024/12/17
アムリタ
15
わたしの偏愛するヴィヴィアン佐藤さんが解説を書いてる、ということで読みました。ジョン・ウォーターズの映画は観たことありません。 とても面白かった。マスコミから「ゲロの王子様」と呼ばれ、最近では「人民の変態」と呼ばれているジョンはもしかして世界一マトモなおじさんかもしれないのです。世の中はさかさまに見てちょうどいいのですからね!それをよくわかってやってるのはある意味天才です。 2022/08/31
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- 和書
- 魔性ですか?




