「書き出し」で釣りあげろ―1ページ目から読者の心を掴み、決して逃さない小説の書き方

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「書き出し」で釣りあげろ―1ページ目から読者の心を掴み、決して逃さない小説の書き方

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  • サイズ 46判/ページ数 304p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784845921058
  • NDC分類 901.3
  • Cコード C0090

内容説明

「書き出し」に特化した唯一無二にして絶対的な1冊、ついに登場。トルーマン・カポーティ、レイモンド・カーヴァー、ガブリエル・ガルシア=マルケス、ロバート・A・ハインライン…一流の作家から小説のはじめかたを学べば、もう躓かない!

目次

イントロダクション なぜ「書き出し」の本なのか
ストーリー構成とシーン
書き出し―そのあらまし
きっかけとなる出来事、最初の表層の問題、核心の問題
設定とバックストーリー
構成要素を結びつけていく
登場人物を紹介する
伏線、ことばづかい、舞台背景
はじまりの文章で心をとらえる
避けるべき書き出し
書き出しの長さと場面転換の方法
出版エージェントと編集者からのアドバイス
エピローグ ゲームを進めよう

著者等紹介

エジャートン,レス[エジャートン,レス] [Edgerton,Les]
アメリカ、テキサス州生まれ。作家。短編小説や長編小説だけでなく、エッセイや脚本なども執筆し、これまでに『The Death of Tarpons』『Monday’s Meal』『The Rapist』といった小説を刊行している。小説家として、プッシュカート賞、オー・ヘンリー賞、エドガー・アラン・ポー賞(短編部門)などにノミネートされた実績を持つ

倉科顕司[クラシナケンジ]
大阪府生まれ。早稲田大学教育学部卒業。国内メーカーで宣伝担当として勤務後、映画配給の手伝いなどをおこなう。その後、翻訳家の越前敏弥に師事し、翻訳の仕事に携わる

佐藤弥生[サトウヤヨイ]
東京都生まれ。幼少期を返還前の香港で暮らす。商社などの勤務を経て、国内メーカー、在日米海軍などで20年以上技術翻訳に携わる

茂木靖枝[モギヤスエ]
東京都生まれ。ロンドンで英語とコンピューターを学ぶ。金融系システム会社などの勤務を経て、現在は翻訳業と会社員を兼務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

犬都歩

4
著者の認める「良い書き出し」が多数引用されているものの、日本では未出版のものも多いので、ブックガイド的な側面はあまり期待しないほうがいいかも。私に響いたのは「形容詞が一つ増えるごとに、効果は半分になる」「文学的な意味での『トラブル』とは、物質的あるいは表面的なことではなく、登場人物の内なる心理的世界が悪いほうへ大きく変わってしまう出来事」の2点。2022/11/10

yyhhyy

3
書き出しにフォーカスを絞って、良い例・悪い例を紹介。事例は豊富だが、本自体が読みにくい。。。2025/03/15

あずみな

1
「書き出し」とタイトルにあるが、ここで学べる手法は作品のあらゆるところで活用出来ると思う。徹底的に無駄を削る意識と読者目線を忘れないこと、その2つが現代タイパ社会の創作でどれだけ大切か、今一度身につまされる本だった。2024/10/31

九十九(朝倉夕市)

1
どんな文章を書くにしても、書き出しは趣味じゃなくマーケターの目線で書くべきと思った。2023/03/22

ゼロ投資大学

1
小説の編集者は膨大な数の応募小説を読まなければならない。その一つ一つに結末まで熱心に読み込むことは不可能だ。冒頭一ページで読者に強烈な印象を与えなければ続き読んでもらうことは難しい。本書は魅力的な書き出しを作るための構成や語彙選定を実例を用いて解説している。2023/01/07

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