内容説明
幼年期・青年期の映画への熱狂から、最新作『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』に至るまで、映画にすべてを売り渡した天才の魂の遍歴を辿り直す新たな評伝。
目次
「俺は映画学校じゃなく、映画に通ったんだ」ビデオ・アーカイブス
「この映画は自分のために作ったんだ、みんな勝手に楽しんでくれたらそれでいいけどね」『レザボア・ドッグス』
「どれも別れた元カノみたいなもの…」『トゥルー・ロマンス』『ナチュラル・ボーン・キラーズ』『フロム・ダスク・ティル・ドーン』
「このキャラクターたちはいつまでもおしゃべりをやめようとしないんだ…」『パルプ・フィクション』
「向こうから俺に忍び寄ってきたような感じだね」『フォー・ルームス』『ジャッキー・ブラウン』
「自分のことをアメリカ人映画作家だと思ったことなんて一度もないよ…」『キル・ビルVol.1』『キル・ビルVol.2』
「スラッシャー・ムービーは正統派さ…」『グラインドハウス』(『デスプルーフinグラインドハウス』)
「とにかく奴をぶっ殺しちまえ」『イングロリアス・バスターズ』
「命は安く、クソみたいに扱われ、バッファロー・ニッケル(5セント)の価値しかない」『ジャンゴ 繋がれざる者』
「まるで一度も時代映画を作ったことがないような気分にさせられるよ」『ヘイトフル・エイト』『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』
著者等紹介
ネイサン,イアン[ネイサン,イアン] [Nathan,Ian]
イギリスで広く知られる映画ライター。世界最大の映画雑誌「エンパイア」の編集者およびエグゼクティブ・エディターをつとめた後、現在は寄稿編集者として引き続き同誌に貢献している。他にも「タイムズ」紙、「インディペンデント」紙、「メイル・オン・サンデー」紙、「カイエ・デュ・シネマ」誌、スカイ・アーツ・チャンネルのドキュメンタリー・シリーズ「ディスカバリング・フィルム」などに定期的に貢献している
吉田俊太郎[ヨシダシュンタロウ]
英国と日本を頻繁に行き来しながら主に映画・映像とライフスタイルの両分野で翻訳活動をしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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Sam
ぐうぐう
fritzng4
Stair512754
たんかともま